切文字の種類とは?
2024/09/15
コラム
看板に文字が立体的に浮き出ているのを、見かけた経験をお持ちの方も多いでしょう。
これは「切文字」と呼ばれるもので、遠くからでも目立つのが特徴です。
そこで今回は、切文字の種類について解説します。
▼切文字の種類
■カルプ文字
「カルプ」とは「カルシウム・イン・プラスチック」の略語で、合成樹脂に添加剤を加えた複合剤でできています。
文字の厚みは15mm・30mm・50mmの3種類あり、色は白と黒の2種類です。
柔軟性があり軽量なことから、両面テープで取り付けできます。
製作が簡単で、耐水性・耐候性に優れた切文字です。
■箱文字
「チャンネル文字」とも呼ばれる「箱文字」は、素材に金属を用いるのが特徴です。
金属の板を切断し、曲げて立体形の文字をつくります。
ステンレス・真ちゅう・銅などの金属が多く使われており、上から色を塗ることもできます。
サビや腐食に強いステンレスは耐久性に優れているため、長期間にわたって使えるでしょう。
ただし重量があるため、しっかりとした取り付け工事が必要です。
■アクリル切文字
アクリル板から文字を切り出し、厚みを持たせたのが「アクリル切文字」です。
透明・白・黒のほか、各種カラーのアクリル板があり、好みの色を選択できます。
内側にLED照明を仕込んで発光させられるため、さまざまな用途に使えるのが特徴です。
▼まとめ
切文字には、カルプ文字・箱文字・アクリル切文字などがあります。
素材の特徴をふまえて、どの種類を選択するかを決めましょう。
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